2020年03月16日
事業活動・マーケティング活動を成功に導くには、自社製品の強み・提供価値と、それを必要とする顧客心理の双方を理解し、両者をつなぐ仕組みを作る必要がある。
そのときに重要なのは、企業の都合ではなく顧客の視点で市場を理解すること、また製品カテゴリー内のみならず他カテゴリーも含めてどのような競合製品と比較検討されうるのかを理解することである。
2020年03月16日
「今、われわれが取り組むべきビジネスターゲットとなるシニア」
2020年03月09日
事業開発のプランニングの中で必ずあがる二つのワードがプラットフォームビジネスである。(もう一つがサブスクリプションもしくはリカーリング)その中でも、関連する商品やサービスを集め、その提供者と利用者をつなぐ「場」を提供することで収益を上げるプラットフォームができないか検討するケースが多い。さらに、プラットフォーム検討の過程で自社および業界のバリューチェーン※1を棚卸し、その中での機能整理や最適化にもつながる副産物もある。
2020年03月09日
マーケティングは、以前のような主活動の1つとしての単一機能から、主活動を統合する、所謂「機能を束ねる“機能”」のような位置付けへと拡大してきており、この変化によって、求められる役割もバリューチェーンの川上から川下まで、全領域を股にかけて「顧客視点」によってビジネスをリードしていくことへと変化してきている。
2020年03月02日
2010年代が終わりを迎えた。振り返ると、2010年から2019年の間に最も生活を革新させたテクノロジーは、スマートフォンという「UI」の急速な普及であったと言える。2010年には9.7%しか普及していなかったスマートフォンは、2016年には71.8%まで跳ね上がり、それに伴うようにしてSNSの利用も急速に拡大した(※1)。たった十数年前にも関わらず、スマートフォンのなかった時代がもはや想像できないほど、私たちの日常と個人情報を取り巻くビジネスはこの「UI」によって一変させられた。
2020年03月02日
企業がブランディングを行うべき相手は、顧客や投資家といった外部のステークホルダーだけではない。社員に対しても正しいブランドの理解と共感を促すことで、社員満足度を上げたり、全社同じ方向を向いて事業を行ったり、保守的で硬直した組織体質を改善することができる。
2020年02月17日
企業/事業/製品レイヤーで複数のブランドを持っていたり、M&Aによって事業編成が変わったりした企業が、「自社ブランドの体系整理」という課題を抱えるケースは少なくない。また新規領域へと事業を広げようとする場合にも、既存ブランドと新規事業の関係性を検討する必要が出てくる。本コラムでは、そうした際にどのような考え方でブランド体系を整理し、運用すべきかについて解説する。
2020年01月31日
2020年01月27日
誰もが知る大企業から外資系スタートアップまで、国内外の膨大な企業が入り乱れて人材獲得競争を繰り広げる採用市場は、最も競争が激しい市場と言えるかもしれない。
そんな採用市場において強いブランド力を築くことは、自社が求める有望な人材への誘因となり、自社の長期的な競争優位性につながると言える。自社の提供価値を定義し、ターゲットの態度と連想に働きかけるというブランディングのアプローチは、採用活動においても非常に有効だ。
2020年01月27日
The biggest risk is not taking any risk. In a world that's changing really quickly, the only strategy that is guaranteed to fail is not taking risks.
最大のリスクは、何のリスクも取らないことである。今のような変化の激しい世界において、確実に失敗することが分かっている唯一の戦略は、リスクを取らないというものだ。
―――マーク・ザッカーバーグ(Y Combinator Startup Schoolインタビューにて 2011.10.29)