2020年01月21日
2020年01月20日
企業の社会的価値を発信するためには、ブランド構築、世界潮流への対応、SDGs / ESG 関連業務の設計が必要になってくる。そのプロセスを解説する。
2019年12月13日
昨今、CRMやSFA、MAツールなどの普及によって顧客行動の可視化が可能になり、よりパーソナライズされたマーケティング活動に取り組める環境が整い始めている。リード獲得から見込み顧客の育成、成約に繋げるまで、デジタルツールは科学的・戦略的にマーケティングを展開していく際の強力な武器となってくれるだろう。この流れに乗り、BtoB企業でもマーケティングを重視する動きが出てきている。しかし、我々が相談に伺った企業の中には、そもそもどのような顧客を相手に何を価値として商売していくのか、マーケティングの前段階でつまずいているケースも少なくない。言うまでもなく、効果的なマーケティングを行うためには正しい顧客戦略は不可欠だ。これからの時代に即した顧客戦略とはどのようなものであるか、BtoBビジネスの顧客戦略の構築法とマーケティングの活かし方について、成功事例とともに紹介しよう。
2019年12月06日
事業変革やイノベーションを掲げる企業の多くは、新規事業コンテスト、アイデアソンやハッカソンなど、社内アイデアコンテストの実施を考えたことがあるのではないだろうか。起案のためはもとより、手を挙げる人材を発掘するという意味でも、この取り組みは有効といわれ、実際に広く取り入れられている。
一方で、実施にはかなりの手間やコストがかかる割に、参加者が少ない、年々応募が減っていってしまう、新鮮味が薄れたといわれ、いつの間にか形式的になることが多い。実は、社内からアイデアを募る「コンテスト」を進める上で、見落としてはならない心理学的な重要なポイントがある。
ここでは、そのポイントと「コンテスト」を成功させるメカニズムをご紹介する。さらに、このメカニズムは、社内コンテストのみならず、人材を獲得する/活性化するといったHRブランディングに向けた取り組みにもつながりうるため、そのあたりも念頭に置きつつご覧いただきたい。
2019年11月15日
世界ではアップルやダイソンなど、多くのグローバル企業がデザインの力を巧みに経営に取り入れる「デザイン経営」によって、飛躍的な成長を遂げている。この潮流を受けて、日本企業に対して経営資源としてのデザインの価値を訴えるべく、2018年に経済産業省と特許庁より「デザイン経営」宣言が発表された。しかし、多くの日本企業は「デザイン」というものをまだまだ狭義でしか捉えておらず、企業経営やビジネスの文脈で理解・活用することができていないのが実情だ。
そこで本稿では、広義の「デザイン」あるいは「デザイナー」が、どのように経営課題の解決に寄与するのかということについて、筆者なりの考えを述べたいと思う。
2019年11月01日
コンシューマービジネスや人材採用競争に向き合う経営者にとって、人種・セクシャリティ等の“多様性”というテーマは決して無視できない今日的問題である。2018年、ルイ・ヴィトンのメンズアーティスティック・ディレクターに就任したヴァ―ジル・アブローは、ルイ・ヴィトンにとっては初めての黒人デザイナーであり、今やファッション業界におけるディスラプターといえる存在だ。アブローを紐解くことで次世代の文化牽引者を推察し、我々が捉えておくべき真の多様性の在り方を考える。
2019年10月28日
後継者不足による中堅・中小企業の「黒字倒産」問題が深刻である。
中小企業庁によると2013年から2015年に休廃業・解散した中小企業で廃業直前の経常利益率が判明している6,405社のうち50.5%が黒字状態での廃業であった(※1)。さらに、2025年に経営者の引退の平均年齢である70歳に達する中小企業が約245万社、その約半数である127万社が後継者未定との推定がある(※2)。このままでは黒字にも関わらず、後継者がいないために廃業する企業が続出し、日本経済にも多大な影響を与えてしまいそうな情勢だ。
これを受け、官民の双方で後継経営人材のマッチングプラットフォームの充実化やベンチャー型事業承継などの取り組みが活発化。地域金融機関も事業承継支援の取り組みを強化している。ところが、まだまだ中堅・中小企業の後継経営人材が不足しているのが現状だ。本稿では、事業承継における後継者問題に直面している中堅・中小企業の経営者に向けて、後継者人材難を解決するポイントを紹介する。
2019年09月13日
2019年5月、日本を代表する企業であるトヨタ自動車の豊田社長による「終身雇用を守っていくのは難しい」という発言を受けて、いよいよ日本型雇用の終焉かというテーマが巷間話題となっている。しかし、採用活動などを通じて学生の方々と接している筆者の肌感覚からすると、今の若者世代にとっては随分前から終身雇用という概念はなくなっており、何を今さらという受け止め方が多いのではないかと思う。
2019年08月26日
デジタルトランスフォーメーションがマーケティング領域のみならず、IoTなど事業プラットフォームにまで広がる中、データ利活用が事業成長に必要不可欠になっている。そのような状況において、注目を集める職種の一つに「データサイエンティスト」があるが、データサイエンティストに期待される業務は多岐にわたり、またその数は非常に不足していると言われている。
必要不可欠と言われる「データサイエンティスト」とは、どのようなスキルを持った人材であるのか、またどのような教育・育成をすることでそのスキルが身につくのかは、理解しづらいと言われている。そこで本稿では、データサイエンティストの定義と役割、そして企業におけるデータサイエンティスト活用のポイントについて紹介する。
2019年08月26日
「社員のモチベーションが上がらない」「会社からどんどん若手が辞めていく」、売り手市場と言われる採用難の時代の中で、優秀な人材の採用や育成を行ったり、企業からの離職率を抑えたりするなど、人材の貢献意欲やスキルを高める人事領域に注目が集まってきている。その中でも特に、人事領域にテクノロジーを活用する「HR-Tech」が最近のトレンドとなっている。テクノロジーにより、人間には捉えきれないような機微な情報を捉えて定量的に評価することで、退職者予備群や、パワハラを起こしそうな管理職の兆候を発見するなど、具体的な人事施策に繋げる場合もある。HR-Techを用いた人事領域での活用方法と、それにより検討された施策を現場に導入する上で重要となるポイントを紹介する。