<PRAISE CARD製品版リリース記念セミナー> 自己理解と共通価値観の浸透を促す カード型称賛アプリケーション ~オンラインセミナーのご案内~

依田 真幸

依田 真幸

  • 組織改革・人材育成

「働くこと」の価値観の多様化が進み、個人が会社を選ぶ時代。働く環境には何が求められているのか?また同時に、時間的・空間的にも自由度が高まり、働き方の選択肢が増える一方で個々人の「働く意義」が強く問われている。「自分らしい」価値観、能力を見出し、「自分らしく」活躍できる環境を整え、組織が継続的に成長し続けるには、組織で共に働く仲間とのコミュニケーションが鍵となる。組織内外に「称賛」の文化を醸成するカード型称賛アプリケーション「PRAISE CARDによって実現する「自分らしさ」で活躍できる社会。実証実験を通じて、利用者のニーズを反映した製品版PRAISE CARDについて、開発担当者が詳しく説明する。

1.小さな称賛から個人と社会の未来を変えていく

個人が会社を選ぶ時代、企業の「パーパス(存在意義)への共感」の重要性が増す

「働くこと」に対する価値観が多様化し、社員としてだけでなく、副業や兼業、フリーランス、在宅ワークなど働き方の選択肢が大きく拡大している。さらに技術革新やコロナ禍において時間的にも空間的にも自由度が高まり自ら仕事や働き方を選ぶ流れが加速し、個人が会社を選ぶ時代へと変化している。

また、働き方が自由に選べるこの時代の環境下で「本当にやりたいことは何か、自分は何のために働くのか」を改めて見直す人も増え、「会社から指示されたことをやるのではなく、自分の価値観や能力を活かした仕事がしたい」という欲求が高まっていると考えられる。選ばれる企業になるためには、組織、役職などに捕らわれず、やらされ仕事から脱却し、個々の価値を発揮し自分らしく活躍できる環境を整えることが重要となる。

企業が人的資本を確保するためには、「この会社で仕事をする意味」を明確にし、これまで以上に「パーパス(存在意義)への共感」を高め求心力をあげることの重要性が増している。

企業の継続成長に必要な「超越する勇気」への後押し

企業は個々の価値を発揮し自分らしく活躍できる環境を整備することが求められる一方で、個人においては、選択肢が増え、自由度が高まるにつれ「自分らしい価値観や能力」の模索も進む。

自分らしさとは何か?それは、職場において共に働く仲間との関わり、コミュニケーションの中で見出だすことができる。人を安心させる対話力や課題の突破口を見出す発想力、チームに活気を与える行動力など

自分らしさ」で活躍することで、働く意義、そして生きる意義を実感することができる。

さらに自己実現欲が満たされることでコミュニケーションや共創が活発化する好循環が生まれ、自分の枠を超える「自己超越」を目指すようになる。企業が継続的に成長していくためには、個人、組織、会社という枠組みを「超越する勇気」の後押しが望まれる。個々人が自らの意思をもって前向きに行動することは、企業の発展のみならず、創造性あふれる社会の実現に繋がっていく。

その「越境する勇気」の後押しとなるのが「称賛文化」の醸成である。

2.「称賛」を贈り合い社内のコミュニケーションを活性化し、自分らしさで活躍するための後押しをする

組織が成長し継続して結果を出し続けるための成功サイクルのひとつに、マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱している「組織の成功循環モデル」がある。組織を「関係の質」「思考の質」「行動の質」「結果の質」という4つの質で捉え、組織が活性化する“グッドサイクル”を回すためには、まず「関係の質」を向上させることが重要である、という考え方である。

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この成功循環モデルを回すためのきっかけとして有効なキーワードは「称賛」であり、他者からの「称賛」により、自分らしさという価値を発揮し、組織エンゲージメントが強化される。

博報堂コンサルティングでは、その「称賛」文化と企業が掲げるパーパスの浸透を可視化し、知的創造社会の実現を目指すPRAISE CARDBIPROGY、博報堂とともに開発した。1年間の実証実験を終え、先月製品版をリリースした。

 

■プレスリリース
https://www.hakuhodo-consulting.co.jp/news/news_20220926

■「PRAISE CARD」サイト
https://praise-card.com/

3.PRAISE CARDが解決する課題事例

課題例1)組織内のコミュニケーションを活性化させたい

「社内コミュニケーションに関するアンケート2021」(HR総研(ProFuture株式会社)によると、社内のコミュニケーションに課題がある企業は7割以上。さらにコロナ禍で活性化の打ち手がない状態を抱え、その課題が大きくなっている。かつ生産人口が減る中でイノベーションが命題化している。

解決視点➢オンライン環境でのイノベーションを加速させることが必要となる。

成功循環モデルでの「関係の質」を高めるために、まずは気軽に他者を感謝・称賛することからはじめるのはどうか?オンラインでのコミュニケーションが活性化し、イノベーションが生まれやすくなると考えられる。

 

課題例2)企業理念を浸透させ、組織文化を醸成したい

パーパスやバリューを策定しても、策定に関わった人だけで共有され、組織全体に浸透せず形骸化したものになる悩みを多く聞くことがある。

解決視点➢社員に対し、パーパスやバリューの浸透をさせるためには、社員と価値観を共感することが重要である。ボトムアップ型の組織変革を推進するために「社員間で共有したい価値観や信念」は、社員が日々交わす「称賛」を活性化・把握することで進むと考えられる。

 

課題例3)越境人材を発掘し、学習する組織へと変革させたい

成功循環モデルでの「関係の質」が高まり、心理的安全性を担保された組織内において、さらなる成長のスパイラルをもたらすには、成功循環モデルを何度も回すことが重要である。そのためには、「越境する」人材の育成、共通の価値観を軸とした建設的な議論がしやすい環境を整えることが重要である。

「PRAISE CARD」を用いることで、「関係の質」が向上しコミュニケーションが活発化され、組織が抱えるこれらの課題を抽出しやすくなる。

さらに、組織内の個々人が自身の提供価値に気付き、自身の価値観を再認識することで「人材を可視化」できる。また、「称賛すること(利他)」に心地良さを感じ、相手の視点に立って思考するようになるため「利他的な行動」が増加することで「越境が日常化」し、組織を跨いで他者と協力しつつ、「自分らしさ」で活躍できるようになる。

価値観を共有した自律的組織文化が醸成され他者と称賛でつながり、共同体感覚をもって働くことの楽しさを実感させ、仲間と共に成長しあえる好循環の形成を促進する「PRAISE CARD」。

企業の成長のための組織変革を後押しすることができるのではないだろうか。

詳しくは、下記のオンラインセミナーでご紹介する。

ご興味のある方は、ぜひ下記の申込フォームよりお申込み・ご参加いただきたい。

 


―本内容を詳しくご紹介するセミナーを実施いたします―

<オンラインセミナー概要>

<PRAISE CARD製品版リリース記念セミナー>
自己理解と共通価値観の浸透を促す カード型称賛アプリケーション
~オンラインセミナーのご案内~


【日 時】2022年10月21日(金)16:00-17:00
【ツール】ZOOM(お申込み時は法人メールアドレスでご登録ください。ご参加時にメールアドレスでログインいただきます)
【登壇者】
 BIPROGY株式会社 グループマーケティング部 小谷野 圭司 氏
 株式会社博報堂・HAKUHODO Blockchain Initiative 伊藤 佑介 氏
 株式会社博報堂コンサルティング プロデューサー 依田真幸

 

※こちらのセミナーは終了いたしました。

※本セミナーのお申込みにつきまして、博報堂および博報堂DY ホールディングスグループのNDAおよびレギュレーションにより、セミナーのご参加をお断りさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

 


 

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