30年間愛されてきた商品ブランドのさらなる成長を描く-日清製粉ウェルナ『青の洞窟』リブランディング・プロジェクト
株式会社日清製粉ウェルナ

株式会社日清製粉ウェルナ
日清製粉ウェルナ『青の洞窟』のリブランディング・プロジェクト。ブランド誕生から30年。成長を続けてきたブランドが次に向かうべき方向性を定め、各種ビジュアルデザインを刷新するプロジェクトを実施した。
ブランド誕生からの30年で世の中のイタリアンの捉え方や食事のあり方も変わりました。その間も『青の洞窟』は冷凍食品、乾麺、レンジ対応商品等を世に送り出し進化を続けてきました。しかしながら、生活者のライフスタイルが多様化したことにより、以前よりもブランドの課題も見えにくくなっていました。今後のブランド成長に向けて、さらには生活者の食生活を豊かにするために、ブランドの現状と課題を改めて整理し、今後進むべき方向性を見定め実装するプロジェクトの必要性がありました。
博報堂コンサルティング+博報堂は、市場調査等を基にした課題の分析に始まり、ブランドコンセプトの検討と開発、コピーやビジュアル等のアウトプット開発までを支援しました。
プロジェクトの初期段階では日清製粉ウェルナ様主導のもと生活者の意識調査を実施。調査結果を基にした議論を重ね課題仮説の導出や機会発見を行ったうえで、重点課題の絞り込みを行いました。その後、絞り込まれた課題を出発点にワークショップを実施。後のコンセプトワークにつながるキーワードやプロジェクトメンバー様の個人的な想いを熱く語って頂きました。
コンセプトデザインのフェーズでは、当ブランドがこれまで蓄積してきた資産の中から残すべきものと刷新すべきものという議論を通して、今後向かうべき新しい『青の洞窟』を表すステートメントコピーとして言語化。同時にビジュアルでのブランド世界観の探索と構築を繰り返し行い、生活者へのインタビューを通してコピー/ビジュアル共にブラッシュアップしていきました。

議論と検証を重ねて辿りついたのが「イタリアンを、もっと奔放に。」というブランドコンセプト。日本で独自に進化したイタリアンの魅力を取り込んだプレミアムブランドとして『青の洞窟』を位置付け、イタリアンの味わいをもっと自由・奔放に追求し、価値ある製品を食卓へ届けていくことを約束するものです。また、ブランドタグラインと共にこれからの『青の洞窟』の象徴となるロゴマークをアップデート。新たなデザインガイドラインに落とし込みました。



プロジェクトの最終工程では、導出したコンセプトに基づいて各種商品のパッケージをデザイン。本格イタリアンに軸足を置きながら、日本で誕生したパスタブランドらしい奔放さを追求するブランドの意志をパッケージに込めました。












約1年半のプロジェクト期間を経て2026年春より『青の洞窟』は新たなコンセプトとデザインのもと、多くのお客様に食の愉しみをお届けしています。
日清製粉ウェルナご担当者様より
「『青の洞窟』を長年ご支援いただいている中で、今回はブランドの世界観を進化させる重要な役割を担っていただきました。パッケージデザインでは新たな表現開発にご尽力いただき、ブランドが持つ価値の再解釈を通じて現代の生活者に届く表現へと昇華することで、店頭での存在感向上という成果につながりました。」
日清製粉ウェルナ『青の洞窟』は今も進化を続けています。