• <第3回>アセアン市場での持続的成長に向けた日本企業の課題とアプローチ

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    • マーケティング
    • グローバル

    6.マーケティングリーダーシップの必要性

    日本企業は自社で研究開発したテクノロジーに対しての思い入れが強く、グローバル市場での会議においても、商品開発、技術開発担当者の発言力が強く、ローカル市場を知る営業やチャネル担当の意見よりも優先される傾向があると思います。

  • <第2回>アセアン市場での持続的成長に向けた日本企業の課題とアプローチ

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    3.アセアン市場の攻略に苦しむ日本企業

    日本企業は、戦後の壊滅的な状況から奇跡的な経済成長に成功し、特に、自動車、家電製品、精密機器などにおける、「モノづくり」がカギとなる産業においてカテゴリーリーダーとしての地位を確立しました。1979年に”Japan as No.1”という本が出版され、ジャストインタイムなどの日本独自の経営手法が欧米企業に積極的に取り入れられました。

  • <第1回>ASEAN市場での持続的成長に向けた日本企業の課題とアプローチ

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    • マーケティング
    • グローバル

     

    1.なぜ、ASEAN市場が注目されるのか?

    2012年の下期以降、日本企業の中国への投資は伸び悩む一方で、ASEAN諸国向けの直接投資が増加しています。JETROレポートによると、2013年の日本からのASEAN向け直接投資額は、前年比の2.7倍と急成長し、史上初の2兆円台に到達しており、その規模は、中国向け投資のなんと2.6倍に達したそうです。
    中国市場も依然として魅力的な市場であることは変わりませんが、領土問題などの政治的なリスクを抱え、政府の規制も厳しい中国に比べ、親日的なASEAN市場への日本企業の投資は、今後も加速するものと思われます。
    その投資が狙っているのが、急成長を遂げる「中間所得層」です。2011年のJETROレポートによると、インドネシアで、中間層と呼ばれる世帯可処分所得50万円~350万円の人口は、2009年の約8000万人から、2020年に2.4倍の約2億人に急増します。さらにベトナムでは、1700万人から3倍強の5500万人に激増すると予測されています。


  • <第8回>経営戦略としてのブランド ― ブランドのグローバル化

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    • ブランド構築
    • グローバル

    近年、ブランドの世界でもグローバル化が急速に進んでいます。主な要因は、スマートデバイスやソーシールメディアなどのツールが身近になったことによって、世界規模で瞬時に情報が拡散するようになったことです。口コミが広がるスピードと範囲は、一昔前の時代からは創造もできないレベルに達しています。このことはブランドにとってチャンスでもあり同時にリスクでもあります。

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