2016年03月09日
今回は、企業のブランディングについて考えてみたい。生活者や顧客は、企業ブランドからその企業の特徴や事業姿勢、品質や便益などを認識し、製品サービスの選択基準の一つにする。企業ブランドと事業が一体となったサービス業はもちろん、様々な製品を展開する製造業でも同様である。
強い企業ブランドを築くには、事業活動とブランドコミュニケーションが整合し、首尾一貫している必要がある。そうした体系だった展開を実現する上で鍵となるのが、企業ビジョン(ブランドビジョン)だ。
2016年03月03日
ブランドを位置づけるカテゴリーを決め、その中で競合と差別化を図るのが、ブランド戦略の基本的な考え方である。そうしたセオリーに反し、自ら新たなカテゴリーを生み出すことを目指すのが、カテゴリー創造戦略だ。
2016年02月26日
今、ブランドマネジメントを行う上でいろいろな環境変化が生まれている。情報環境、人口動態、グローバルの競争等、大きな環境変化の中で、ブランドはどこに向かうべきなのだろうか。
2016年02月24日
差別化はマーケティングの基本であり、すべてと言っても過言でないが、そのアプローチは一つではない。顧客の製品・サービスに対する知識や期待を分析し、いかに戦略的・創造的に差別性を生み出すかはブランド構築上重要なポイントだ。
2016年02月19日
日本における「破壊的イノベーション」の概念と理論の普及に寄与された、関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 玉田俊平太教授のインタビュー連載最終回です。(以下敬称略/全4回)
2016年02月17日
カテゴリーとは、生活者・顧客から見た製品・サービスのセグメントである。クルマでいえば、「ハイブリッドカー」「SUV」「ミニバン」などだろう。
2016年02月12日
日本における「破壊的イノベーション」の概念と理論の普及に寄与された、関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 玉田俊平太教授のインタビュー連載最終回です。(以下敬称略/全4回)
2016年02月10日
前回記載した通り、生活者・顧客はブランドを多様な次元で知覚する。それらの知覚の総体で他との違いを評価し、選択している。従ってブランド戦略を考える上では、知覚要素のどこにフォーカスして差異性を作るのかがテーマとなるが、そこでの大きな課題は「多くの顧客は提供者が考えるほど製品・サービスについて明確に情報を認識・理解した上で選択するわけではない」ということである。特に生活者においてはそれが顕著である。
2016年01月29日
楠本: 「持続的イノベーション」と「破壊的イノベーション」の概念がかなり産業界でも浸透しているのではないかと思うのですが。
2016年01月27日
ブランド戦略の具体的手段に入る前に、今回は生活者・顧客がどのようにブランドを理解するのかを考えてみたい。