2022年09月26日
日本における「パーパス経営」の第一人者である一橋大学大学院客員教授の名和高司氏と議論を深めるHCIパーパス経営特集の第2弾コラム。名和氏が提唱する「志本主義」と定義づけられたパーパス経営の本質を紐解いた第1弾に続き、本稿ではよりパーパスの実践と展開について探るためのセッションをレポートする。
「パーパスのない企業に、未来はない。」をテーマに、名和氏と当社代表の喜馬克治によるライブ感あふれる対談内容を公開する。
2022年09月12日
近年、世界中で注目され企業にとっては避けて通ることのできないものとなっている「パーパス」。
今回はその第一人者として多くの企業の経営をサポートされている、一橋大学大学院客員教授の名和高司氏をお招きし、当社代表の喜馬克治と取締役の牧口松二が名和氏の考えるパーパス経営についてうかがった。(本稿のメインインタビュアーは牧口)
目次:
1.パーパス経営注目の背景
2.経営理念との違いと「新SDGs」
3.パーパス策定において留意すべき点とは
4.パーパスの社内定着および実行のポイント
2022年09月01日
「パーパスを策定し、社員の求心力をあげたいが、どのように浸透させていけばいいかわからない」「イノベーション創出やDXに向け、組織を活性化したいがうまく進まない」などといったお悩みをお持ちではないだろうか。また、それには各々の社員が自ら考え、自ら率先して行動を起こすこと、すなわちボトムアップで組織を活性化していくことが重要だと理解してはいるものの、本当にそれでうまくいくのか部下を信頼しきれず踏み切れない、という企業も多いのではないだろうか。
これらの解決に向けた実証実験において、ボトムアップの組織変革を後押しする「社員間で共有したい価値観や信念」は、社員が日々交わす「称賛」を活性化・把握するとともに、各社員が選ぶ最も組織に貢献した人”MVP“を把握することによって可視化されるという示唆が得られた。今回のセミナーでは、その詳細に加え、心理学的視点を踏まえた具体的な進め方の仮説をご提示する。
2022年07月28日
組織が成長し継続して結果を出し続けるためには、従業員個人のモチベーションの向上や連帯感の醸成に加え、クレドや共有価値観への理解を促進し企業文化に根付かせていくことが重要である。企業にとって大切な共有したい価値観をベースとして従業員同士が称賛し合う文化を形成することは、個人が「共同体感覚」をもって楽しく自律的に働くことや、心理的安全性の担保にも繋がる。本セミナーでは、組織活性化を促し、称賛文化と企業パーパスの浸透を可視化する「PRAISE CARD」を用いた実証実験の事例を交えながら、称賛文化に必要な心理的安全性の陥りやすい罠や、新たな課題とその解決手法について紹介する。
2022年05月17日
企業にとって、イノベーション創出はもはや手放すことのできない大きな命題だ。しかし、それを支える労働力はといえば、少子高齢化が進み生産人口は減少し続け、圧縮が進むばかりである。このような状況において、それでもイノベーションを生み出し続けられる組織とは、どのようなものか。また、それを実現するのに重要なポイントとは何か。本稿ではそのヒントとなる実験結果を提示するとともに、内容を深掘りするためのセミナーをご案内する。
2020年11月11日
2020年度、博報堂コンサルティングがコロナ危機/DXムーブメントなどのバックグラウンドを織り込み開発した最新ソリューションシリーズの中で反響の多かったプログラムを一挙公開します!
2020年07月16日
現在、経済や生活に大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。ただし、企業の本質的な課題はコロナ前後で変わらず、コロナによってこれまで叫ばれていた変化が加速したと考えられる。変化の激しい状況において、これまで日本企業になじみ深い「中期計画」は効力を失ったとまでは言わないが、より重要なのは「短期」と「長期」のメリハリを踏まえた企業変革であり、そこにおいてマーケティング&イノベーション組織が果たす役割はますます重要性を増している。
2020年07月10日
デジタルに関わる組織とリアルに関わる組織は、元来異なる考え方に基づき、別のKPI・組織で運用されてきた。昨今のOMOやD2Cへの注目の拡大、並びに新型コロナウィルス感染症(Covid-19)の世界的流行がもたらす半強制的なデジタルへの移行開始により、デジタルとリアルの組織や考え方は融合に向かうはずであるが、その新しい在り方は示されていない。そこで、新しい融合の姿への移行のキーとなるカネとヒトの2つのリソース配分の再設計の在り方をどのように形作るべきかの示唆を提供したい。
2020年07月09日
6月10日に開催した「アフターコロナを生き抜く成長戦略セミナー」において共有したこれらのテーマにつき、参加者の皆様からいただいたご質問に対する回答とセミナー当日の様子を紹介する。STAYHOMEによる不可逆の変化「NEW NOMAL」は、顧客や従業員の意識や行動に変化をもたらした。セミナーでは、それをデータから探り、顧客体験(CX)と従業員体験(EX)から見えてくる、企業の自己変革突破のシナリオとその対応策を提示した。
2020年06月29日
コロナによりもたらされた、リモートワークをはじめとする業務スタイルの大きな変化を受け、従業員の意識や行動はどのように変化したのか。
6月19日に開催した「『画面の向こう』で起きている“見えない従業員の意識変化”オンラインセミナー」では、当社独自の調査結果に基づく分析と、ご参加いただいた方同士の意見交換を通じて、未だ答えがないニューノーマルな働き方に対し企業が取り組むべきテーマのヒントを探った。
本稿では、その様子とポイントをご紹介する。