事業再生の現場では、人が動き、売り上げが向上する具体的なアクションが求められる。
我々はブランドという梃子を使い、社員のモチベーションを向上しながら、進むべき方向を見定め、魅力的なブランドとその特徴を創り上げていくが。ブランド再生は単なるイメージチェンジではない。
コーポレートロゴの変更に留まらず、ブランド再生を示す「核となる特徴」を創り上げることが肝要である。
新ブランドの特徴を示す「象徴的なアクション(新商品の上市など)」を設計・具現化し、新たな特徴の社内・社外に向けた包括的コミュニケーションを設計し、ブランド浸透を加速させていく。
そんな中で、このような課題はないであろうか。
「社員モチベーションを向上し、再成長へ向けて一丸となりたい」
「単なるイメージ変更ではなく、売上につながるアクションを考えたい」
「負のイメージを払拭し、生活者から見たイメージ(ブランド)を強化したい」
また我々、博報堂 コンサルティングは、ブランド再生には社員のモチベーション向上が不可欠であると考えている。社員のモチベーションを高めるための全社を巻き込んだ検討プロセスなど、様々な仕掛けを意識的な実行を支援していく。そのプロセスの一部を、このコラムでご紹介する。
サービスプロセス
①現状分析
社員・顧客・取引先等、自社ブランドに対するステークホルダーの認識や評価を整理し、事業再生に向けた課題、払拭すべき負のイメージ、新ブランド仮説等を導出
②ブランド提供価値規定
現状分析に基づき、提供価値規定フレームの項目に従って討議を行うことで、新しいブランドのあるべき姿を描く
③キークリエイティブ開発
新しいブランドを表現するためのキークリエイティブを開発
④ドライビングアクション開発
新ブランドを社内外に効果的に示すための、象徴的な施策(新製品、新事業、コミュニケーション等)、ドライビングアクションを開発する
下記はドライビングアクションについての解説である。
ドライビングアクションとは
ブランドの精神を象徴的に示す“事実・行動”である。
ブランドを訴求するためには、単に内容を語るのみならず、事実・行動を伴う方が、理解度と説得力が増す。ドライビングアクション(事実・行動)がブランドの象徴(見本)となり、自然とブランドを拡散してくれる。
各プロセスの詳細、具体的な内容についてはサービスシートでご確認いただきたい。